普段から本業でも公論イベントでも、各地の様々なホールなどに行く機会の多い身としては背筋がゾワッとなるニュース。
実はこのニュースを見た時「あれ?この前も同じような事故があったばかりだよな?」と思いました。それがこちら。
ちょうど一年前、静岡県裾野市の市民文化センターでもスプリンクラーの誤作動があり、こちらは開演前のオーケストラ楽器が水浸しでオジャンになるという、聞いただけでショック死しそうな事態に…。
被害金額も凄いですが、演奏家にとって楽器は金銭の補償だけで済まない存在ですし、当然いくつものイベントが中止になる事も考えると、物理的な要素以外の被害も甚大です(行く予定だったゴー宣道場が水浸しで中止になったら…?人類の歴史に関わる損失ですよね)。
報道されていないだけで発生している可能性もありますが、よりによってコンサートホールというデリケートな施設で連続して同じような事故。気になって両施設を調べてみたのですが
川西市みつなかホール
1996年開館
裾野市民文化センター
1991年年開館
どちらも建設から30年前後ということで、ちょうど施設の老朽化が進む頃合いなのかもしれませんが、日本中にはそれよりもっと古い建物もたくさん有るので「この時期の建築や部材に原因がある」可能性も捨てきれない気がします。もちろん一個人のちょっとした気がかりですが、今後何かあった際の備忘録として書いておきます。
個人的に、居住している市の公共施設が、改修費用が捻出できずに廃止決定という事があったばかりなので、予算不足による公共施設のメンテナンス不良といった事態が進んでいたりしないと良いけどなあ…。